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果物乾燥の方法と特徴
果物の乾燥方法には
自然乾燥人工乾燥があります。
果物の乾燥によく利用される方法と特徴について紹介します。
天日干し
自然乾燥
天日干しとは、太陽の光と風を利用して、食品を自然に乾燥させる伝統的な方法です。時間、手間、場所を要しますが、専用の機材調達が必要ありません。
しかし、天候、気候に影響されるため、品質にばらつきが生じます。
どんなものに使われているの?
干し魚干し椎茸かんぴょう
天日干しのメリット
操作が簡単。
乾燥コストが低い。
天日干しのデメリット
時間、手間、場所が必要。
天候に左右され、品質管理が困難。
成分変化を起こしやすく、均一に仕上がりにくい。
製品の表面が完全に脱水されてしまい、ひび割れや不均一な仕上がりになることがある。
製品や許容乾燥温度にもよりますが、時間がかかる場合もある。
熱風乾燥
人工乾燥
熱風乾燥は、温風(熱風)を食品に吹きかけることによって乾燥させる人工乾燥法で、最も一般的に使用されています。
この方法では、電気やガスなどの燃料を使った燃焼装置で熱を発生させ、送風機を通じて高温の風を送り込むことで乾燥させます。食器乾燥器も同様の原理で乾燥を行っています。熱風乾燥の利点は、コストを抑えながら温度調整が可能であり、また、短時間で乾燥させることができる点です。
どんなものに使われているの?
野菜果実
熱風乾燥のメリット
自然乾燥に比べ乾燥速度が速く、均一に仕上がる。
装置が簡単なためランニングコストが低い。
最も一般的な乾燥方法で、比較的に安価に導入できる。
熱風乾燥のデメリット
加熱により成分変化を起こしやすい。
収縮・硬化しやすく、乾燥しにくい食材がある。
液の蒸発ロスが大きいため、溶剤などの場合は消費量が増える傾向がある。
冷風乾燥
人工乾燥
冷風乾燥は、低温(15~30℃)の空気を使用して乾燥を行う人工乾燥法で、温風乾燥とは逆に、冷却や除湿した乾燥した空気を用いて食品を乾燥させます。
この方法は、エアコンの冷房と同じ原理を利用しますが、専用の機器が必要であり、コストが高く、乾燥に時間を要するという欠点があります。
どんなものに使われているの?
水産物野菜果実
冷風乾燥のメリット
栄養成分や色、香りの変化が少ない。
加熱による油やけや褐変が起こりやすい脂肪含量の多い水産物の乾燥に適する。
冷風乾燥のデメリット
熱風乾燥に比べ乾燥に時間がかかる。
装置がやや高価。
フリーズドライ(凍結真空乾燥)
人工乾燥
フリーズドライ(凍結真空乾燥)は、食品を急速冷凍し、高真空下で氷から水蒸気へ変わる昇華を利用して乾燥させる人工乾燥法です。インスタント食品によく用いられ、成分変化が少なく、長期保存が可能で水や熱湯をかけると簡単に復元できます。
専用の機械設備が高価であるため、導入コストがかかります。
どんなものに使われているの?
インスタント食品
フリーズドライのメリット
食品の復元性に優れる。
食品成分の変化が少ない。
フリーズドライのデメリット
乾燥コストが高い。
乾燥品がもろい。
減圧乾燥(真空乾燥)
人工乾燥
減圧乾燥(真空乾燥)は、低温の風を送り乾燥機内を減圧し、低圧環境で水分を表面に出すことで乾燥しやすくする人工乾燥法です。食品の栄養、味、食感を残した乾燥ができます。
専用の機械設備が高価であるため、導入コストがかかります。
どんなものに使われているの?
インスタントコーヒー粉末ジュース
減圧乾燥のメリット
低い温度で乾燥(蒸発)させることができる。
内部まで乾燥できる。
他の方法よりも条件によっては乾燥が速い。
微細な穴や隙間に入った液も乾燥することができる。
大量部品の乾燥に適す。
減圧乾燥のデメリット
大型の真空ポンプが必要なため、導入コストが高い。
真空ポンプが高価なため、装置の価格が高くなる。
設備生産効率が低く、生産量が少ない。
流動層乾燥
人工乾燥
流動層乾燥は、食品を気流中で流動させることで、低水分での乾燥を可能にした人工乾燥法です。
この方法では、顆粒状に乾燥できるのが特徴です。
どんなものに使われているの?
スープ穀類豆類
流動層乾燥のメリット
乾燥が均一に仕上がる。
ランニングコストが低い。
流動層乾燥のデメリット
粘着性、団粒性を持つ食品は流動しないので不適。
粒子構造のもろいものは微粉になりやすい。
噴霧乾燥
人工乾燥
噴霧乾燥は、液体食品を微粒化して高温気流中に噴霧し、瞬間的に水分を蒸発させ乾燥する人工乾燥法です。
この方法の特徴は、粉末状に乾燥できることです。
どんなものに使われているの?
粉乳粉末コーヒー
噴霧乾燥のメリット
食品成分の変化が少ない。
ほぼ球状の粉末が得られる。
噴霧乾燥のデメリット
装置が大型で高価。
ドラム乾燥
人工乾燥
ドラム乾燥は、加熱された回転式ドラムの表面に液状の食品を薄く付着させ、ドラムの回転とともに蒸発乾燥を行う人工乾燥法です。
この方法の特徴は、粉末状に乾燥できることです。
どんなものに使われているの?
マッシュポテト
ドラム乾燥のメリット
乾燥速度が速い。
噴霧乾燥機に比べ装置が小型で安い。
沢山の部品を同時に乾燥させることができる。
ドラム乾燥のデメリット
食品成分の変化が大きい。
部品同士が傷つく可能性がある。
加圧乾燥
人工乾燥
加圧乾燥は、食品に加圧、加熱を行い、一気に減圧して瞬間的に水分を蒸発させ乾燥する人工乾燥法です。
この方法の特徴は、膨化食品の製造に向いていることです。
どんなものに使われているの?
ぽんせんべいスナック食品
加圧乾燥のメリット
食品の復元性が良い。
乾燥速度が速い。
加圧乾燥のデメリット
原料の水分の多少により膨化程度が変わる。